A.B.C-Zのこと
ジャニーズの事をよく知らなかった頃ビックリしたことがある、ジャニーズではレッスンはダンスだけしかしないと言うのだ。
それなのに何故あのような素晴らしい俳優としての人材や、豊かな歌い手が現れるのだろう。
もちろん生まれついての才能はあるのだと思う、けれどそれだけじゃない、先輩の背中があるんだ。
前も書いたけど、正確にジャニーズJrが何人いるかなんて、把握している人はいるのだろうか。
わからないほどいる、そしてその中でもどうにかして目立ってやろうと息巻いているのだ。
ちょっと引くくらいに個性的にしてくる子、ダンスの上手い子、キャラを作るだけでも大変、そんな世界の中でも群を抜いて秀でている子達がいた、A.B.C.だ。
ちっちゃい肉饅頭のような頃から、何かと前に出てきていた。はしっこい子達が集まっているけど、飛び抜けている塚田僚一という存在もいた。
これもJrに少し詳しくなった頃に聞いた話だが、「あのグループは、歌もうまいし、踊りも踊れるけど何かが足りない、あそこには塚ちゃんがいない。」
そんな言葉で比較されたりするらしいこと。
この塚ちゃん最強説のようなものは、他のメンバーでも聞かれた。
「五関くんがいるA.B.C-Zに、ダンスで勝てるはずがない」
「ふみキュンいないなら、ちょっと演出間延びしない?」
「A.B.C-Zに橋本の歌があわさったら、鬼に金棒だね」
「とっつーじゃないとダメなんだ」
先輩の舞台を渡り歩き、便利屋のように使われた。
正直それが非常に嫌だった。
焦らないと言ったら嘘になる、でも人それぞれ物語は違うと語る彼ら
ダ・ヴィンチの連載が始まった時ものすごく嬉しかった。
書店で働いていた私は、ダ・ヴィンチの創刊号から手にとって見ている。
そんな雑誌に今現在の自担の戸塚祥太が連載を持つのだ。
連載は毎月本当に楽しみだった。重複するのでこちらでは書きませんが、戸塚祥太って言う、笑顔のポーカーフェイスの若者の気持ちが、溢れるほどに伝わってきた。
毎号毎号スクラップし大切に綴じた。
ガソリン生活のpopも見に行った
正直デビューしてからの活動が、思い描いていたものとは違く、ファンも彼らももがいていただろう時期の連載スタートだった。
申し訳ないが10000字インタビューより、ぜんぜん深く物語が語られていた。
毎号この連載を楽しみに待っていたし、
何時か単行本になる事も夢見ていた。
毎回真摯に語られる秘話に驚き、涙ぐみ、後押しされた。
戸塚担にとって、この連載はバイブルと言っても過言ではなかったと思う。
しかし突然終わりは来た
でもそれはマイナスな事ではなく、前に進むための新しいスタート、卒業だと言う
朝1で本屋に駆け込んだ
これから仕事とかどうでもいい、とにかく手にしたい
周りの冷ややかな視線をかわし読みふけった。
いきなり素晴らしかった
どのテキストもとても暖かい
そして思った
えび担で良かったと
だってこのダ・ヴィンチの存在を、山手線で知る自分を想像して欲しい。
自分が他のグループの担当だったらこう思うだろう
なんでダ・ヴィンチの表紙を飾れて、こんなに特集もしてもらえるのかと
そして店頭で手に取り思うだろう
羨ましいと
嫉妬しない事があるだろうか、たぶんこの奇跡をしてもらえるグループがあるとすれば、後はNEWSだろう
嵐やSMAPならあるかもと言うかあったのかもしれない
でもこれはファッション誌でもましてやドル誌やテレビ誌ではないのだから、これが羨ましくなくて何なんだろう。
これが彼らなんだ
何にもないところから、1から開拓してきた彼らだからこそ、掴み取った栄冠なんだ
何度も言う
戸塚くん頑張ったね
私は戸塚担だから、ふみさんや五関くんの言葉が嬉しく涙が出た
泣くつもりはなかったけど溢れて止まらなかった
そして今もその感情は続いている。
戸塚くんやみんなの口から、現実的な野望も見えてきた
何にもない手探りの状況から、何かが形になって来たんだなと感じる。
ダ・ヴィンチ編集部の皆さん
暖かい特集ありがとうございます(^人^)
とっても嬉しかったです。
お礼のメールをしなければと思います。
そしてまた機会があったら、彼らを追い続けて貰いたい
何10000回もきっと読み返すし
ボロボロになるだろうから、予備も買わなきゃです。
そしてあの記事を見て興味持っていただいた方
是非 花言葉 のDVD買ってくださいね
通常盤がオススメです