さようならdendadensuke
おいしか~~~
テレビ画面の向こうで、アップで彼が抜かれたその後、私の小さな箱の中のしおりを開いてみたら、彼は忽然と消えていた。
さようなら、ミステリアスな48年間の人生をありがとう。
なくなって気づい
いやなくなる前から気づいていた
伝さんが大好きだった。
伝さんがいなくなることは、この連載の終了が決まった時にはわかっていたことなんだけど、どこかで彼の個人ブログで登場するんじゃないかとか、そんな事を思っていたりしたから、伝さんがいなくなった喪失感ってものすごい。
戸塚くんはずーっと、自分の心の中にあるモヤモヤや熱を、LOVEって言葉に変えて頑張ってきたのだと思っているけど、こうはっきり自分の言葉で表現出来るようになったのって、本当に苦労したんだろうし、頑張ったんだろうなって、もうなんだか分からないけど涙が止まらない。
戸塚くんを語る上では、ダ・ヴィンチ前とダ・ヴィンチ後って言うのは、かなりの違いがあるけど、もうものすごく努力してあの連載を続けてくれたんだろうって事だけはわかる。
彼のブログの、書きたいことが山ほどあるんだけど、どれを書いたらいいのか、いっぱいみんなに伝えたいからって、沢山紡いでくれた言葉達が、独り歩きしている所もあったけど、ダ・ヴィンチの連載を経験するってこういう事だったんだと、この連載の付箋が回収されるにつれ、驚いた。
もうこれは、彼の初めてのエッセイ集、ジョーダンバットが鳴っているに収録されるという、小説が楽しみでしょうがない。
編集の方から、小説の執筆を進められた事があると、以前どこかで言っていたけど、それほどまでに?って思っていた私を殴って欲しい、本当にすいません。
戸塚くんは、心の中にある熱いものを、文書を書くって言う力を手にしてから、確実に力に変えれるようになったんだな。
かっこいいな
(号泣)
いやほんと、こんなにみんなが望んだから、戸塚担頑張ったから、彼に書く仕事が戻って来たなんておもったら、おこがましすぎるわ。
これ完全にみんな書かせたいやつだもの。
本当に戸塚くんに寄り添ってくれてる、ありとあらゆるもの、森羅万象にありがとうを言いたい。
そういえば、
恋するヴァンパイアの練習風景のお写真を見ていて、戸塚くんがお兄さんでかっこよくて、年齢的には当たり前なんだろうけど、頼りがいある兄貴感がものすごくて、そういう所をメディアに出してくれる事はあまりなかったから、ものすごく感動してしまった。
(私が見ていなかっただけかもだけど)
戸塚くんの覚悟を知れば知るほど辛くて泣けてくる。
アイドルになるのにそんな重荷を背負わせてしまってるなんて、私たちはどうしたらいい……
でも彼は自分は寄り添うけど、自分は君たちの好きな形で寄り添うけど、君たちの事はわからないってはっきり言うのよね。
本当にしんどい
なんで伝打伝助は死ななきゃ行けなかったんだろう、彼と永久的なお別れをする事に決めた、その気持ちの変化はなんなんだろう……
単なる便宜上の事でなら、彼が旅立ったままにしても良かっただろうに、戸塚くんの好きな映画や小説を追い求めて見たりしてないし、音楽もたまたま知っているものしか分からないから、本当に何にもわからないんだよな。
でもそれでぜんぜんいいんだけどね。
ぜんぜん全部は知らなくていいんだけどね。
でも知ったフリしちゃうんだよね、好きってめんどくさいけど胸が熱いよね。