life is beautiful !

勝手な想像と思い重い

マルガレーテちゃんて今の子にはまったく受け入れられないキャラだよね

ファウスト行って来たよ

ファウストは一回コッキリ
そう決めていたので
最後の最後に行ってきました





去年あれ?って思ったポイント



全部全部変わってた


なぜか設定も変わってた


なんでマルガレーテは貰われた子だったんだろう


父親からは商品として扱われ
兄からは妹以上に見られ

それなのに

マルガレーテを殺そうとした人から守った刃だったのに
拒絶されるファウスト



純粋で高潔な乙女って設定なら
自分の寝室に男は入れないだろうし
(しかも侍女まで追い払って)

ちょっと理解に苦しむキャラクターのマルガレーテ


狂気に落ちていくには段階があるのだろうけど
マルガレーテに重きが置かれている設定ではないので
ここのこの部分(内緒)なければもっと詳しく掘り下げられたろうに
と多々思ったが
やっぱり理解出来ないかもな


ネオファウストはたぶん大昔に購入したのが実家にあるはずなんだけど
ファウストは未読だから
やっぱり読まないと理解出来ないのかも知れない


手塚作品なのに
なんでマルガレーテは白馬に乗って颯爽とへレネにお札を貼らなかったんだろう
ファウストが女性にならなくてもマルガレーテが貼ればいいし
女装の件がなければマルガレーテが狂人になっていく過程も描けるような気もするし
そもそもそんな行動的な女の子だったら
狂わないか


どうしてもファウストとオフィスト中心にお話が進むから
これがジャニーズは郁人だけだったらまたぜんぜん脚本ちがかったんだろうな

オフィストが素晴らしいからそれは無理だけど


オフィストとガブリエルは今回も可愛かったな
前回はミカエルだった気もするけど
これなんで変わったの?

ガブリエルは天使だから
ちゃんと自分で動くし
押し付けがましいのが難点な天使様が
そのためにメフィストによって下界に落とされてるから
ただの可愛い子ちゃんになってるし
最後のオフィストとのシーンは涙なしでは見れなかったです

天使と悪魔が手を取り合って自害すれば
世界からいざこざがなくなるんでしたっけ?
あれは
オフィストが使い魔だったり
ガブリエルが天上界から落されてるしするから
完成系でないため
現代まで長く続かない平和なのかな


うーんわからない



へレネを自分の欲望のために
解き放つ国王は
結果として自分を含めた全てをないものにしてしまうのだけど
そんなお粗末な展開で自害する道を選ぶ
オフィストとガブリエルが不憫でならないし
でもそんな事もなければ2人が2人でいることもなかったんだろうなって言う

もう何ていうか


3つの願いを手に入れ
最後は孤独になっていくファウスト


愛の前では欲望は無力だと悟り魂をメフィストに差し出すファウスト





もしかしたらメフィストは愛の神様なのかもしれない
愛というものは思ったようにいかなく
形ももろく
人の力ではなんともならない
うまくいかないことも沢山ある
その人々の愛と同じ中で渦巻く不安が
彼女(彼)の負の部分を増長させて具現化しているのかもなと
ぼんやり思ってました

メフィストはだから孤独なんだろうな
オフィストを生み出せる人なんだから
寂しさや孤独も人一倍感じられるだろうし
人間臭い神様が実はオフィストなのかもと
まったく原作読んでない勝手な意見で言わせていただきました






そう言えば
大昔ゲーテファウストは読んだ事あるんだけど
本当に見事なくらい思い出せない私
本当に残念な人です