ジャニーズ伝説2019
見納めました。
結果3回入れて大満足です。
お席もとっても良くて、なんか夢見たいでした。
今年のジャニーズ伝説、始まる前は戸塚くんの役が変更されたり、出番がちょい少なくなってたり、パパだったり、戸塚役だったり堂本剛君だったりしましたが、3回目にしてYouを見ていたら、興奮で押しつぶされそうになりました。
A.B.C-Zの目の前のスポットライトの中には、間違いなくジャニーさんがいたし、その姿は優しくてショービジネスに妥協を許さない、そんな姿でいるんだろうなとも思いました。
さすがにね、初回に見た時は、なんで戸塚くんの役が無くなってしまったんだろう、去年あんなに素晴らしい終わり方だったのにって、悔しくて悲しくてって気持ちも沢山あったんだけど、いやほんと、スポットライトの中の存在を演じられないってのもわかったなって。
こんな苦しい気持ちで、こんなに愛おしい気持ちでずーっとジャニーズ伝説を演じてるA.B.C-Zが、まあほんとに誇らしいし、ファンで良かったなって改めて思っています。
ほんとに素晴らしいんだよなA.B.C-Z。
彼らのパフォーマンスを、今年のパフォーマンスもきっと見てくれてたんだと思う。
なんせ日生劇場のジャニーさんの楽屋は、そのままジャニーさん用で空けてあって、毎回その楽屋に向かって行ってくるねってやってるんですよ!
もう信じられない。
(このエピソードを含め、ほんと今週の女性セブンの山田美保子さんとの対談最高なので、ぜひ皆さん読んで見て。)
そんな彼らが
You 愛してるよ
って歌うの、ほんとにほんとに全ジャニヲタに見てもらいたい。
大袈裟でなく愛しかない。
ジャニーさんの軌跡を辿るのが、ジャニーさんの選んだ曲、ファイブスター(最高位を表す言葉)でデビューした5人。
思い出のNEVER MY LOVEを託され、ジャニーさんの物語を紡ぐのを任され、晩年ファンだ、誇らしいとまで言われたA.B.C-Z。
私 がファンだから説得力ないけど、ほんとに素晴しい舞台で、私もファンである事が誇らしいって見るたびなります。
今年ジャニーさんの役がなかったのは、ジャニーさんがそこにいたからなんですね。だから舞台の上にジャニーさんは2人必要なかったんだね。
ジャニーズ伝説はA.B.C-Z以外のグループがやって欲しくないけど、彼らしかやれないって思ってもそれは違くて、次の世代へと受け継がれて行った方が幸せなのかもとも思います。そんな続いていくSTORYを感じながら、私の観劇は終わったのでした。
リンネについて
衝撃のとつぶろが公開されましたね、リンネの歌詞は橋ちゃんが全部書いたものではなかった。(橋担さんに申し訳ない気持ちでいっぱいです)
何となく勘づいていたというか、勝手な私の思いとしては、戸塚くん曲だけでかけるんだってのが大きかったので、でもメイキングではテーマがあるとは言ってたから、(そこに引きずられたくないとも橋ちゃん言ってたけど)テーマがあるから作曲出来たんだなって自己完結出来てたんです。
戸塚くんは溢れる気持ちや衝動を、パフォーマンスや書くことにより消化してきたんだなってずーっと思ってて、書くこともダ・ヴィンチの連載を通して育んで来たもので、これを手に入れたのもつい最近な訳ですが。
溢れ出して止まらない何かをどう表現するかわからない時に、(これももちろん勝手な想像ですが)坊主事件のような事が起こっていたと思うんですよね、色々な表現方法を取得することによって、彼はどんどん最強になっていくと思うし、自分の中の感情と向き合えることによって整理が付いてきて、最近の固定化したビジュアルへと繋がっているのではないかと思ったり。
私も言葉が苦手なので、本当に表現するのは難しい。
話は戻りますが
メイキングで固定観念に縛られたくないって言ってた橋ちゃんに、ガッツリ歌詞を提示していたらどうしようとか、それを見ていいと思ってくれたから添う歌詞にしてくれたのか、橋ちゃんが喋ってくれないとわからないのですが。
馬鹿な戸塚担の意見としては、1番の歌詞のアンサーとしての2番はよかったよって思います。
1番のAメロとBメロ
私は橋ちゃんの言葉の方が好きだな。
橋ちゃんのチョイスがあるからこそ2番が染みると思います。
それにしてもどっちがさきなんだろ。
もっと早く気づくべきだったよね、きっと懸命な戸塚担は気づいてたんだと思うのよ、戸塚くんの言葉選びだものね。
話はぐっと変わりますが、一つ前のブログでも書いたけど、ロケットマンを見てきたんですね。
毎日サントラ聴いてるんですけど、エルトン・ジョンは歌詞が書けないと告白してるんですよね。
それを見ていて、きっと幼少期から考える事を止められてたから書けないんだなって思いました。
言葉を紡ぐのは技術と経験だと思うので、普段から自分の言葉で表現するのを許されなかった人がやるには難しいのだなと。
でも彼が詩に寄り添う曲をかけるのは、優しいからだと思うので、優しいからこその悲劇が、起こる物語の展開は納得だなと思ったのです。
同時期にRayも見たんですけど、表現者に表現することを止めるのは、本当に罪な事なんだなと思ったりしたんだよな。
話がぜんぜんまとまらないね。
確か赤毛のアンの作者の自伝的な作品で、自分が経験したことの無いことを書くのは難しい。
どんなに華美な言葉で彩っても薄っぺらだと批評されるシーンがあったと思うんですけど、想像力だけでは補えない熱い思いを、正直にぶつけてくれるほど信用されているんだなって思うと凄く嬉しいし、お兄ちゃんの熱すぎる思いに答えてくれた橋ちゃんがいい子すぎて本当にありがとうって思います。(たぶん経験値で感じ取ったのでしょうが)
結果私は振り付けも衣装も映像もとても好きだったのですが、橋担さんが嫌いにならないで欲しいなってそれだけ凄い勝手ですが思ってます。
甘えてるのかもしれないけど思ってます。
ロケットマンを見てきました
your songを初めて聞いた時、中学生で英語の歌詞とか全く分からなかった私は、とても悲しい曲のような気がしてた。
もちろんリアルタイムで聴いたわけではないです(笑)
優しいけど悲しい。
ラブソング愛というものにいろいろあるということも知らなかった。
ロケットマンはそんな映画だった。
春にやっていたBACKBEATの舞台を思い出しながら見ていた。
愛って言うものがなんだか分からなくて、人から与えて貰いたいとだけ願っている。
でも愛は自分が欲しい分の倍人を愛さないと自分には帰ってこないのだなとぼんやり思う。
クズで破廉恥な大人が、勝手に愛だと騒いでいるが、実際愛を分かろうともがいている人なんて数がしれてるのだろうな。
ロックが心の奥底の深層を描いた曲なら、この映画はまさに魂の映画だった。
凄いよかった。
— みかん (@mikanguruguru) 2019年8月28日
心地よい興奮に今支配されている。
ロケットマン見に来てよかった。
子供は無条件で抱きしめて欲しい。愛されてない人に愛し方はわからないよ。
— みかん (@mikanguruguru) 2019年8月28日
愛が何かなんてこともわからないよ。
感情がぐわんぐわんなのに、私は夕飯の買い物をして帰らなければいけない。
— みかん (@mikanguruguru) 2019年8月28日
いつから自分が本流だと思ってるの?誰がそれ認めたの?って気持ちが私には常にある。
— みかん (@mikanguruguru) 2019年8月28日
コソコソ生きているから、素直な表現者に賛辞を送りたいんだよ。
しかし大人って自分勝手だな。
— みかん (@mikanguruguru) 2019年8月28日
悔しいよね
ぶっとばしたいよね
甘えるなってセリフはあんたに言いたいよ。
見終わったあと連打した私のつぶやきも貼っておく、
いろいろ考えさせられるそして心を揺さぶる程の曲を聴かせてもらった。
音楽の好みで人の魂は変わると思う。
私はこのどこか夢を見てる、それでいてもがいている音楽が大好きだな。
難しい事はわからないし、わからなくてぜんぜんいいんだけど、好き
そう思った映画でした。
帰りにサントラ買ったのは言うまでもない。
物凄い勢いでアップデートする自担に震えてます
何から書いたらいいだろう。
もちろん五関くんの舞台にも行ったし、アルバムも買ったし、コンサートも行ってきました。
そのたびそのたび何か思いを伝えられたらと思うんだけど、私の語彙力では無理だった。
そしてよく分からないがずーっと体調イマイチでした。
けどもう抑えきれなくなったので、とりあえず思い浮かぶこと書きますね。
前置き長くなりましたけど、察しの通り大した事は書けません。
アルバムを聞いた私の第一印象は、
皆さんと大して変わらないリアクションだったと思うんですが、
「嫌いな曲がない」
というものでした。
正直な話だいたい2曲くらいはあんまり聞かないだろうなって曲があるのに、今回のアルバム曲はみんな心に刺さる。
リンネ優しくて大好き
個人個人の仕事をきちんとA.B.C-Zに還元しているんだなって思います。
それくらい充実したお仕事なんだと思う。
今回の ツアーの戸塚くん
控えめに言ってやばくないですか?
語彙力失わないですか?
いや前回のツアーの時も充分BURN HEARTに湧いてたんですけど、その時のなんなら5割増くらいの滲み出る色気じゃないですか?
彼に何があってあんなに大人の色気が滲み出てるのかと、ずーっと考えてたんですけど、あれですかね、やっぱりBACKBEATが大きかったのかな。
きっとそうなんどろうな
BLACK SUGARの反応が凄かったからその路線で行くって決めたらしいですが、なんならぜんぜんエロいですよね。
ただただ存在がカッコイイ
そんな立ち振る舞いでした。
ジャケットを脱いで
カマーベストを脱いで
シャツのボタンを外して
それだけの演出なんだけど、天才的にカッコイイ
ドキドキしてしまってなかなかしんどかった。、
あまりにも素敵すぎて。
3回入ったけど3回ともほぼほぼ戸塚くんしか見ていないので、他のみんなもきっと素敵だったろうに見れてないのも心残りだし、もっとガン見したらよかったのに出来なかった私がえらい悔しい。
A.B.C-Zは華美な衣装を着なくても、十分存在だけでかっこよかった
知っていると思ってたけど、私はなんにも彼らのことを知らなかった
私は本当になんにもA.B.C-Zの事を知らなかった
私は戸塚祥太くんの事をこれっぽっちも知らなかった
悔しいくらい知らなかった
1ヶ月でマスターしたというピアノを披露したらしい
もう彼はライアン・ゴズリングなんだろう。
肥りたいって言う五関くんに、ゴズリング式のデブ活を進めてたもの。
自分はやったことないのに
新体操のコーナーが美しすぎてやばかったですよね。
最後の決めポーズのA.B.C-Zを見る度、細部まで意識の届いたパフォーマンスの素晴らしさと、彼らの築いて来たものの確かさに驚きました。
MC中会場を見渡す彼も好きだったな。
それがどんな規模だろうが、周りの景色を見渡しているのが好きなので、彼に東京ドームを見せてあげたいなと気持ちを強く持ちました。
1日2公演なのも体力的に大変そうだし、もっと大きい会場でギューってやれたら、そう思うからもっともっと私も頑張ろ。
今回見て分かったこと
私はなんにも戸塚くんの事を知らない
彼の可能性ほまだまだ沢山ある
ずーっと見続けてきたつもりだったけど、ぜんぜんだった。
これからもずーっと見ていきたい
ジャニーズを知りたかったら、ジャニーズ伝説という舞台を見てください
キラキラ星
5人の星
ファイブスター
芸の最高峰を目指すために付けられた称号を与えられた5人組は、君たちのファンだよとまで言われ、自らの半生を演じさせ、生涯の忘れ物だった最高な曲まで歌わせてくれました。
NEVER MY LOVEを初めて少年収で聞いた時、その曲の持つ力に打ちのめされました、ここにいるほとんどの子達はまだわからないと思うし、キョトンと来てるだろうとは思いましたが、A.B.C-Zの紳士的な優しさや哀愁に胸がドキドキしました。マイクスタンドを愛おしそうに扱うA.B.C-Zの素敵な事、なんでこの曲なのかってことは、舞台に行ってみて初めてわかるわけですが、それが舞台ジャニーズ伝説との出会いでした。
ジャニーズ伝説は過去4回舞台化されていて、初めの2回はジャニーさんという存在はいませんでした。ジャニーさんは大病に苦しむ少年と、彼の兄達2人という形に変わって描かれています。
その舞台の最後は、ジャニーズを微笑見ながら見ながら死んでいくというとても悲しいものでした。
2回目のジャニーズ伝説は、A.B.C-Zの葛藤も描かれています、これは円盤になっていないのです。
次の年はネコによりビートルズ来日公演時にタイムスリップしたバンドのお話
2幕はジャニーさんがA.B.C-Zを好きだからずーっと見ていたいという理論の元、着替えも全て舞台上でやるというショータイム、これは花言葉に収録されているので是非手に取ってみたください。
花言葉/A.B.C-Z(通常盤) [DVD] ポニーキャニオン https://www.amazon.co.jp/dp/B01BBNFHHK/ref=cm_sw_r_tw_awdb_c_x_qSCjDbRZNH5QD
このショータイムの名前
We love A.B.C-Z
ジャニーさんが付けてくれた名前なんですよ(泣ける)
次の年は応援屋 これも最高にハッピーな作品
その次からまたジャニーズ伝説が始まります。
そしてこの年からジャニーさん役に戸塚くんがなります。
この年の公演はDVDになっています
【メーカー特典あり】ABC座 ジャニーズ伝説2017[Blu-ray](クリアファイル(A4サイズ)付き) ポニーキャニオン https://www.amazon.co.jp/dp/B07FD548XZ/ref=cm_sw_r_tw_awdb_c_x_R1CjDbPD94H1R
そして昨年のジャニーズ伝説
この舞台のために作られた楽曲が最高です。(もちろん今までのもだけど)
そして昨年のジャニーズ伝説の何が凄かったって、終わり方なんですよ、エモいんです、とびきりエモいんです。
円盤化されてないのが悔しいくらいです。
フォーエバージャニーズ
見終わったらその言葉が口から出ると思います。
A.B.C-Zだけでなく、TravisJapan MADEの活躍も素晴らしいので、これは見ないわけいかないね。
(でも見れないのでその前の年のを見てください)
ファンの勝手な思い込みですけど、A.B.C-Zはずーっとジャニーさんの夢を体現してきました。
舞台ジャニーズワールドも、何時でも彼らは狂ったプロデューサーが信用する5人組でした。
そんな5人を見つけることが出来たのもジャニーさんのおかげだし、彼らを素晴らしいA.B.C-Zを作ってくれて感謝の言葉しかありません
ジャニーさんにもう君たちは心配ないよ、僕は君たちのファンだよって言わしめた、ジャニーズの真骨頂A.B.C-Zの舞台を見てみてください。
もう一度貼ってみる
ジャニーさんをお見かけしたのは何時だったかのジャニーズワールドの時、あおい輝彦さんとお話されてました。
A.B.C-Zの事をたくさんの愛で包んでくれてありがとうございます、ご冥福をお祈りします。
毎年恒例の戸塚くんの舞台に行くという意気込みは間違ってた
BACKBEATの感想をつらつらと
舞台にヒロインはいなかった、完全にBEATLESがBEATLESになるまでの青春群像
時代背景を考えないと、むちゃくちゃすぎて
退廃的なものの考え方の中で、ただひたすら音楽で成功したい2人と、よく分からない子供と成功というより居場所を探している感じがする2人の話、つまりは青春なんだろうか。
ヒロイン不在と書いたのは、女優さんが下手とか存在感がないとかそういうことでなくて、あえてそうしている気がした。
ヒロインというより、ジョンとスチユのミューズというより、なんというかママのようで、もちろんセクシーな触れ合いもあるけど、男女のそれっていうより、温もりが欲しいって言う感じに思えた。(なのでその手のシーンは特に何も感じなかった(私は鉄の女なのか、もう年取ってそういう感情を超越した悲しい存在なのか))
あと感じたのは、実際に存在する人の話を舞台にする事の難しさ
とっても面白かったが、私がBEATLESについて表面の薄っぺらなところしか知らないからだと思うけど、リーゼントをして革ジャン着ているBEATLESは、私の中に微塵もいなかったからなんか不思議だった。
チェッカーズがデビューするにあたり(例えが古)変な髪型でチェックの服を着せられてた事を思い出すと理解出来る。メジャーになるすなわち女子ウケなのだと言うことを、自担くんは悟ってくれただろうか(笑)
結構こだわりや友情で結ばれている5人なのに、ピートを止めさせる時はもう覚悟が出来てるんだよね、絶対成功する覚悟。その為にはスタイルの違うピートじゃない方が良かったのかな?この辺も全く詳しくないから分からないけど、大人な考え方になってるのが興味深い。
スチュの死によって、青春時代と決別出来たのか、天才だと世界を変えると信じてたスチュの意志を貫く決心をしたのか、そこら辺も私に分かるはずもないな。
ところでこのブログのタイトルなんですけど、今回の舞台は戸塚くんの今までの舞台と同列に見るのは間違ってるなって思いました。
つか舞台から離れてから、Defiled 恋するヴァンパイア BACKBEAT 全く違うタイプの舞台に出てる事にも驚くし、それもファンだからかもしれないけど、何時も大満足で見終わります。
今回はね、スチュワートサトクリフを見るのに、ジョン・レノンを通して見てたんですよね。
よく分からないしなんとなくなんですけど、なんかそんな気がしました。(もちろん自分はジョン・レノンなんだなんて事は、おこがましすぎるので思っていません。)
だから最後のジョンの叫びで、一緒に泣いてしまうんだよな。
スチュとジョン2つのラブミーテンダーが、全く違うラブミーテンダーだったのも印象深い。記者会見の時とは違う、スチュのラブミーテンダーは、間違いなく1人の女性だけに向けられていたから。
それなのにジョンは最後にラブミーテンダーを歌う。
なんなんだそれ
これほんと史実なの?エモすぎる
最後亡くなったスチュがツイスト&シャウトを聴いているところで終わるけど、あれはジョンの心の中というか、そうであって欲しいって思いですよね、今までの軌跡は全て必然、そう思えるスーパースター達なんだなBEATLES、そしてジョン・レノン。
どちらが光でもどちらが闇でもない、むしろ同じ方向を向いている唯一の存在だったのかな、少なくてもジョンはそう思ってそうだな、
とても力のある俳優さん達の集まりで、そして演奏も素晴らしかった。
魂を揺さぶられた。
素晴らしかったし、ヲタク向けでもないので、本当はBEATLESを好きな人が見みたらいいんだろうね、見てもらいたいよね。
(しかしそういう層は舞台なかなか行かなそうだけど)
でも戸塚くん凄かったな
ちゃんと真ん中にいたしヒロインでもあったし、漢でもあった。
凄い難しい役だと思う、彼に説得力がないと成立しない、そんな舞台だった。
アレクサンドル イワノフ サーシャくんの狂気とは
ネタバレだと思うので回避してください。
そして私の勝手な解釈だと笑ってください。
良い子はみんなご褒美が貰えるを見ました。
例によって1回の観劇の予定なので、これ以上答え合わせは出来ないのですが。
社会主義国家と自由を求める人達
物語は3人のアレクサンドル イワノフが登場します、ロシアに詳しい方の話によると、山田太郎のような名前らしいです。
自分が音楽家だと思ってオーケストラが常に見えている青年 アレクサンドル イワノフ (イワノフ)
言論の自由を訴え狂人だとされる アレクサンドル イワノフ(アレクサンドル)
その息子 サーシャ(アレクサンドルのあだ名との事)
同じ精神病院で同室にされるアレクサンドルと イワノフ
イワノフは自分の中のオーケストラに加入しろと、音楽は誰でもやれるからと熱心にアレクサンドルを誘い、その様は本当に狂人にしか見えない。華麗に指揮棒を振るいながら、上品に舞い踊る。彼の中の音楽が常に見えている私達は、もしかしたら彼の心の1部であって、私達も狂人なのかもしれない。
アレクサンドルは自分の信念を貫くためにハンストをする、大好きな息子のサーシャがご飯を食べてと言っても聞く耳を持たない。
サーシャは自由とは何かを考えている、でもお父さんを助けるためなら嘘もつこうと思っている。
私が怖かったのは、イワノフがサーシャの前で医師の振りをした事
自分の中のオーケストラにしか興味がないかと思わせていても、初めて会うサーシャには医師の振りをする。なぜならそれは自分も医師に承認欲求があるから。というかイワノフには承認欲求しかないわけだけど。そして音楽をすすめる。怖い本当に怖かった。
ラストアレクサンドルとイワノフは開放されるけど、サーシャはアレクサンドルと一緒に喜ばない、喜ばないばかりか置いて行ってしまう。
アレクサンドルはイワノフの懐とも言える、オーケストラの指揮棒を取る。
そして芝居は終わる
ちょっと待って、救いが救いがないです。
ちょっとそんな事を思ったり、見た方とディスカッションしたり教えて貰ったりした後に、公式サイトを振り返って見ました。
そして勝手に私がイワノフの事を狂人だと思ってた事を教えてくれてるんです。
彼はただの音楽好きだと。
狂ってる狂ってないは人の見方次第?
見方によっては左を右と言っても信じるような、そんな医師の方が狂人であり、家庭教師が狂人なのかもしれない。
もうほんと何が何だか。
イワノフがアレクサンドルの前で指揮を取り舞踊ってるのと、
サーシャの前で医師になり音楽を勧めるのは、もしかしたらアレクサンドルとサーシャの心の中に入り込んだイワノフの形なのかもと思い、ぞーっとしています。
人によって見え方が変わるイワノフは、実はいないのかもしれないとか、勝手にみんなが拡大して感じているだけの普通の若者なのかもとか、考え出すともう無理です。前述した通り、多分イワノフは承認欲求があるのだと思うのです。だから認められたいあまり自分をアピールする。
凄いなこの舞台
以前の舞台とは内容が多少違うとのこと
もしかしたら橋本くんを見てからの演出変更なのかもと勝手に勘ぐります。
想像力や解釈を掻き立てられる作品
何にせよはしちゃんはとでも上手いです。
そして堤さんの存在感
オーケストラの素晴らしさ
見る価値しかない、橋本良亮はやっぱり天才だと思いました。
身贔屓上等!